
Gnomeと書かれるため「ぐのめ」の愛称を持ち、日本人の間で小さくてかわいいと人気のノーム。
そんなノームについて今日はちょっと紹介してみたいと思います。
ノームについて
とんでもなく長生き
ノームはほかの種族よりかなり小さく、子供のように見られがちです。
でも、実はとんでもなく長息なのです。

ノームは40歳で成人します。100歳~150歳が中年とされる年齢になります。
そして約200歳近くまで生きます。
ノームは長寿のためほかの短命の種族を下等にみる傾向があったりします。
高い知性と探求心
アライアンスサイドのメカ担当のノームですが、テクノロジーや発明はノームの間での主な教義となっており、小さいときからテクノロジーや発明に関わってきたため多くのノームがエンジニアリングが得意としています。
ノームは知識に関して貪欲であり、探求心は彼らの骨の髄に組み込まれています。
科学的な証拠は不可欠であり、そのため信仰心などをもったノームはかなりレアとされています。
高い知性と探求心、信仰のなさといったところで、たまに悪い道やダークサイドに堕ちていくノームもいるようです。
その代表がWilfred FizzlebangやMillhouse Manastormなどが挙げられます。
ノームの祖先

ノームはタイタンによって作られたキーパーの一人、ストームピークのミミロンによって作られたメカノームの子孫にあたります。
ミミロンに製作されたメカノーム
メカノームはミミロンに仕えるように創造されました。そのためエンジニア能力や知性が高かったようです。
これがオールドゴッドにCurse of Freshという呪いをかけられ、進化し形を変え、今私たちがプレイするノームの形となったようです。
元は祖先がミミロンに作られたメカノームということで、彼らの知性や探求心、エンジニア力が高いのもこの祖先が理由のようです。
ノームの歴史(Eastern Kingdomのノーム)
ファーストウォーという戦争の間では、ダークポータルから雪崩のように攻め込んできたオークと戦うためにアライアンスという派閥を組み、ノームはこのアライアンス側について戦っていました。当時は作戦会議やミーティングに種族代表として参加する者がおらず、アイアンフォージからの代表がノームの代表としての役目も請け負っていました。
セカンドウォーでノームは発明という特技を使って戦に貢献していきます。この発明のおかげでセカンドウォーではアライアンスを勝利に導くという大義を果たしました。しかしこの勝利はオーク側で発明役をしていたゴブリンとの対立を生み出し、この発明分野での対立は今も続いています。
サードウォーではアライアンスはアーサスやスコージというアンデッド軍との戦いに忙しくなっていました。しかしこのサードウォーの間ではノームは姿を消してしまいます。
サードウォーが始まったころに地中からトログという種族がノーメガンに押し寄せてきてノームの都市を襲い始めました。アライアンスはスコージとの対戦でとても忙しくノームは自分達だけでこの問題を解決するため、サードウォーでアライアンスを助けるということができなかったようです。
この事実をアライアンスはサードウォーが終わるころに知りました。
ノーメガンを取り戻すべくトログ達に立ち向かったノームですが、この戦いでノームの人口の80%が失われてしまいました。生き残ったノームはアイアンフォージに避難することになりました。
セカンドウォーの頃にはいろいろなクリエイティブな発明で有名になったGelbin Mekkatorque(ゲルビン・メカトーク)がノーム代表として選出されました。彼の発明で有名なのはアイアンフォージとストームウインドを結ぶ電車などです。
このノーム代表となったゲルビン・メカトークは、一緒に発明をしたりアドバイザーとしての役目をしていたのSicco Thermaplug(シコ・サーマプラグ)という親友がいました。シコはかなりの野心家で本当はノーム代表というキングや支配者という立場になりたかったのですが、ゲルビンが選出されたことでとても嫉妬しまいます。この嫉妬は彼を狂気へと駆り立ててしまいました。
カタクリズムの頃、シコはトログを淘汰するという目的のため核爆弾をGnomeganに落とすという提案をメカトークにします。
これはゲルビン・メカトークを代表の座から引きずり落として自分が新しいノームの支配者になる作戦だったのですが、核爆発によってGnomeの人口の30%だけ被害が出るという手はずが人口80%が核爆発や放射線によって失われてしまいました。放射線を浴びたノームはレパーノームになってしまいました。放射線の影響で皮膚は緑色になり、顔も変形し、気が狂ってしまいます。
作戦が失敗に終わったシコも放射線を浴びて気が触れてしまい、キング・オブ・ザ・ノーメガンを自称するようになってしまいました。メカトークはシコを反逆罪の罪で死刑を宣告し、アライアンスのヒーローは幾度となくシコを追い詰めますが、シコはそのたびに逃れてきました。
現在のノーメガンのクエストはこのシコを退治するクエストとなっています。
Kul'Tirasのノームたち
ボララスにはノームのグループが暮らしていました。しかしいつしか彼らは姿を消してしまいました。
Parin Tinklocketというノームがボララスから消息を絶ったノーム達について調べていたのですが、彼はついに失われた都市「Mechagon(メカゴン)」を見つけ出します。そこで目撃したのはキング・メカゴンによってサイボーグへと変貌していたノームたちでした。
インゲーム内の能力
種族スキル
ノームはEscape Artistという種族スキルを持っています。
これはSlow、Snare、などの移動速度減少効果や、rootなどの移動ができなくなる固定効果などを消し去る種族スキルになっています。
パラディンのBlessing of Freedomと同じ感じがします。パラディンの方は継続効果があるのでそれだけが違うところでしょうか。
ノームのレイシャルスキルは解除だけなのですぐにまた入れられたら解除できないんですがねぇ。
その他
- リソースプールが多め
- アルケーンダメージに強い
- 初期エンジニアスキルが多く与えられる
- 速くアタックできる
リソースプールが多めとは
リソースプールとは各職でスキルを使うにあたって必要なエナジーなどのことを言います。
そのため職によってこのリソースは変わってきます。
Rage、Mana、ルーンパワーやメレーなどに使われるエナジーのことを指しています。
これがほかの種族よりも5%だけ多くなっているということになります。
速くアタックできるとは
これは種族トレイトの一つでNimble Fingersのことを指しています。
このNimble FingersはHasteが1%増えるということになります。
そのため一般的な攻撃がほか種族より弱冠速いということになります。
セカンダリースタッツのため、もちろんスタッツの積み方によって変わってきますが、DPS陣にとっては最初から1%多くもらえるのはほんの少しだけ助かるのではないでしょうか。
あとがき
というわけでノームについてまとめてみました。
次のAllied raceはメカノームのようですので、彼らのバックグランドも気になるところですね!
それではっ!
※2019/06/22 ノームの歴史やメカノームについて追記しました。