スウェーデンに住み始めて1年が経ちました!
スウェーデン語はまだまだ勉強中です!
今日はスウェーデンの郵便や宅急便事情について書いていきます。
スウェーデンの郵便業者
スウェーデンでは郵便業は2社によって行われています。
その2社とはPostnordとBringです。青いロゴのPostnordと緑のロゴのBring。
私の住んでいる地域ではPostnordユーザーが多いようです。
この2社は昔々の世界大戦時代は国営だったそうですが、日本と同じく民営化されたそうです。
郵便というだけあって、届けてくれるのは手紙、ポストカードなど封書のみです。
手紙の出し方などについて
手紙を出したい場合、切手などはすべてスーパーで売っています。
売っているのはスーパーのお会計をするところではなくて、店内のキオスクのようなところで売っています。
基本的にスーパーの入り口付近に設置されていて、ここではバスカードのチャージなどもやってくれます。
カウンターでは大きな便箋やら袋タイプの入れ物やらいろいろ売ってるのでご心配はいりません。が、準備をするに越したことはないでしょう。
切手を支払ってもう遅れる状態なら郵便局のように手紙もここですぐに預かってくれます。
ポストは他でも言われているように、青いポストと黄色いポストが並んでいて、黄色は国外用、青は市内用らしいです。
現地のスウェーデン人(私のパートナーとその周り)はこういうの全然知らなくて「どっちでもよくねwww入れときゃいいだろww」っていう感じなんで全然参考にならないです。どうもありがとうございました。
手紙の受け取りについて
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立ち並ぶご近所のポストたち。家から出るとき、帰る時にチェックして帰る感じ。[/caption]
先にも描きましたが届けてくれるのは封書のみで、対面で身分証明書を確認して届けてくれる速達やら簡易書留的なものはないです。
現にわたしのクレジットカードが入った銀行からの手紙もポストに入っておりました。
まぁ特定時期にクレジットカードが届くよなんて知ってるのは本人くらいで、他人のポスト張り込んで盗む人は田舎にはいないというか、そもそもあんまり人がいないのでまぁ全然大丈夫です。
ただ銀行からは注意点でポストに名前がない場合は届けられない場合があるからちゃんとポストに名前書いておいてねって言われました。
小包の受け取り方について
私の住んでる地域だと、ICAというスーパーがあります。
段ボール等に入ってる小包類はすべてICAに届けられて、ICAが通知の手紙を受け取り人にだして受け取りに来るという感じです。
ちなみに受け取る際は本人確認で身分証明が必要です。
PostnordもBringも小包類を請け負っているんでしょうが、各家庭に届けに行くことまではしないみたいです。
田舎のポストは村とか地域ごとに固まってるしマンションのポストはすべてドア前にあるし、封書を届ける郵便屋さんがいれば小包はスーパーにすべてドロップオフで届ける手間が省けるので人員削減にもなるし画期的だと思います!
郵便サービスの質低下の問題?
スウェーデンが郵政民営化してから郵便サービスの質の低下の問題もあるようです。紛失、配達の遅延などがあったりするようです。
私の場合は紛失、配達遅延などにはあっていないので実体験に基づく感想など述べられませんがほとんどの配達物は追跡可能なのでそんなに心配することもない気がします。
配達遅延で一々ピリピリしたりしないので、「よし〇日後にくる!ワクワク!」って感じ。
個人的な見解
私は18歳から20歳までバイトをして進学のための資金を貯めていたんですが、そのバイトが某宅急便会社でした。
夏のお中元の時期や冬のお歳暮の時期はとても大変だったのを覚えています。
夏は暑さのせいでしんどいし、冬も寒い中走り回らないといけないしで辛い仕事の割には時給もそんなに高くなく、すぐに辞めていく人が結構多くて人員が足りていなかったのをよく覚えています。
なのでこういったスウェーデンのようなわざわざ家まで配達しにいかなくていいのは宅急便業界にとっては助かるし、一時期宅急便業者が犯罪に手を染めてしまったニュースもありましたよね。
防犯という面でも知らない人が家に来ないのはとても良いことな気がします。私は子供の時とてもシャイでお留守番中に来客があったら居留守で済ませてしまっていました!!
来客怖い!!
個人的にはこういう必要最低限な宅配サービスは賛成ですね。
私は車に乗れないので簡単に取りにに行けないのが難点だけど、ご近所さん同士の絆は田舎では必須なのでそういうお願いも聞いてくれたりします。